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簿記テキスト 行間書込みによる効率的学習法ーインプット学習段階ー

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簿記学習をはじめて行う時によくおかしてしまう誤りとして、講師の説明をきれいにノートに書き写すことがあります。

これは、効率的に合格するためにはやってはいけない方法です。なぜなら、ノートを見て簿記検定試験を受けることができるわけではないからです。試験中に机の上においてよいものは、問題用紙・解答用紙・下書き・黒鉛筆(シャーペン)・消しゴム・電卓だけです。

簿記の勉強を開始した直後にやることは、効率的に簿記知識をインプットすることです。そこで、このページではインプット学習としての効率的行間書込法を示していきます。

Contents

簿記講義受講時に行うべきこと

専門学校を利用することが簿記検定試験にラクラク合格する早道です。

そして、簿記講義受講時の留意点は「ノートに書き写すことばかりに注意を向けない」ことです。講義受講時は内容の理解に集中し、「講師の追記指示」「理解の助けになること」をテキストの行間や余白に追記するようにしてください。

その意味では、簿記の通信講座を是非おすすめします。なぜなら、レジュメや補助資料に講師の板書書きや説明が用意されていることが多いからです。この補助教材があることで学習時間の効率化が図れます。要するに、講義受講時は「画像(=目で見ること)」と「説明(=耳で聞くこと)」に集中できることになるのです。

あなたが手を動かして書く場面は3つだけです。

  1. 講師の指示で講義中に問題に取り組む場面
  2. テキストに書かれていないことで講師の「言ったこと」「板書書きしたことで、自分の理解を助けること」をテキスト・レジュメに追記する場面
  3. 講義中の疑問点をテキストに赤ペンで書いておく場面➡解決したこと=青ペンで書く

このように講義中に行うことを決めておくことで、ムダのない効率的なインプット学習ができます。

講義受講中にノートを作成してはいけない理由

簿記講義受講時に「別のノートにきれいに書き写してはいけない理由」「テキスト類の行間に書込むべき理由」「アウトプット学習につなぐこと」を箇条書きで挙げておきます。

【別のノートにきれいに書き写してはいけない理由】

  • きれいなノートを作成することが目的ではないから
  • 目的は試験に合格することだから
  • きれいに書いたノートを試験場に持ち込めるわけではないから

ノートを作成することで満足しては点数が伸びない!

【テキスト類に行間書込みする理由】

  • 講義受講=インプット学習段階だから
  • テキスト追記=インプットに有効な方法だから
  • インプット知識を確認するテキストは、1冊がベストだから
  • 1冊の本で不足する内容を追記する方法が効率的だから

目的=理解補助と知識網羅(取りこぼさないこと)

【ノート作成アウトプット学習法へのつなぎ】

  • アウトプット=講義受講後に問題を解く各段階で3冊のノートを作成
  • インプットとアウトプットを最終的にリンクすること

Coffee Break

簿記講義受講時に、簿記知識をインプットするために役立つガジェットを紹介しておきます。

【インプットお役立ちガジェット】

・赤ペン、青ペン

・ラインマーカー

・付箋

・補助表、図

・イラスト←(ユーキャンのテキストはイラストが多い)

具体的なテキスト書込法

上記の理由により、簿記講義受講時にやってはいけない理由がおわかりだと思います。

【やってはいけないこと】

  • 講師の板書をノートにきれいに書き写すこと
  • 講師の言っていることをただ書き写すこと

では、具体的にどのようにテキストに書き込みを行っていくかについて示します。

【やっておくべき効率的なテキスト書込法】

1.ポイントを書いておく(“ポ”に〇をつけて、省略しておく)

2.講師による簿記ワードの言い替え(“=”をつけて、追記しておく)

3.重要事項を書いておく(“重”に〇をつけて、省略しておく)

4.テキストの図の説明(自分の字で図の近くに、説明を入れておく)

5.自分の疑問点=赤ペンで書く➡解決したこと=青ペンで書く

6.次回につながる大切な事項を流れで書いておく

【サンプル:具体的なテキスト書込法】

実際にどのようにテキストに書き込むかを示します。

1~3.「ポイント」「簿記ワードの言い替え」「重要事項」

  • 1.第1回目の講義のポイントをページの上部分に追記
  • 2.意味の説明:「簿記上の取引」=帳簿上記録すべき出来事(事柄)
  • 3.重要なこと:簿記特有の読解力をつけること。そのためには、キーワードをおさえること。

(TAC日商簿記検定3級テキスト/トレーニング に書き込みして抜粋)

このようにテキストに直接追記することで、自分のオリジナルテキストができあがります。インプットすべきことは、テキスト1冊を見ることで可能となります。その結果、「テキスト」と「講義ノート」を両方見直さなければならないという心理的圧迫感から解放され、また効率的な学習(復習)が可能となります。

さらに、上記テキストの12ページの最後にある基本例題02を「講義中自分の頭で考えること」つまり「自分脳のフィルターを通しておくこと」で、復習がラクかつ効率的とに行えるようになります。講義中に時間が与えられた場合は必死に問題に取り組みましょう。参考になりますが、通信講座の場合は講師が『一時停止して、問題に取り組んでください。』と言う場合が多いです。

4.「テキストの図の説明」

  • 4.テキストの図・イラストなどの説明追記

テキストに記載してある図やイラストは、受講者の視覚にうったえてわかりやすくするために書かれてあります。目で見て感覚的にわかった後に、自分の言葉で説明を加えることで、復習の際に「あぁ、そうだったのか!」と心底納得のいく理解ができます。

(TAC日商簿記検定3級テキスト/トレーニング に書き込みして抜粋)

上の写真のような感じになります。いかがでしょうか?テキストに追記することについて納得がいくものと思います。

5.「疑問点=赤」で書いておく

  • 5.疑問点=赤ペン・解決=青ペンで追記

あなたの講義中の疑問点を赤で書いておき、講義後自分で解決できた点は青で追記してください。考えてもわからないことは、WEBやメールなど質問の仕組みを使って講師に質問して解決したことを青で追記してください。

6.「次回につながる流れを書いておく」

  • 6.次回へのつなぎの注意点を書き留める

私は、受領した補助プリントの裏に、次回の「テストの流れ」「ポイント」を明記しています。あくまでも知識インプット段階でのノートは作成しないというスタンスを貫いています。

※‘’Ko‘’=私の場合は「講師」が言ったことを省略して‘’Ko‘’と書いています。

まとめ

以上に簿記講義受講時に「やってはいけないこと」「やっておくべき効率的な方法」を述べてきました。

インプット学習は、スピードが命です。はじめての学習の際は、理解を助けるために補助的にテキストの行間・余白に記入をします。そして、忘れかけるタイミングで繰り返し学習をすること大切です。そのためには「理解」➡「暗記」の順序で進めることに意識を向けることが重要です。

注意点は、ノートをきれいにとることを目的化しないことです。そのために私(管理人)は、テキストやレジュメの行間や余白に追記する効率的行間書込法を推奨しています。インプットを早く繰り返し行うためには、テキストとノートを別々に確認することは非効率です。自分なりのオリジナルテキストで素早く繰り返し学習を行うことが合格のポイントになります。

講師の大事といったポイントをテキストに書き込み、自分の理解を順を追って論理的に流れを意識して追記しておくことも、学習を効率的に行うために必要なことです。

その上で、問題を解いてアウトプットトレーニングをして記憶に定着させることで、簿記検定試験合格に近づきます。このトレーニングによって、インプットした「知識」を「知恵」に変えることができます。その結果、基礎力がしっかりとついて応用が効くようになります。

アウトプットトレーニングに関するノート作成法は、別の記事をご覧ください。

このページで示した効率的な簿記知識インプット法を実践して、あなたが簿記検定試験にラクラク合格することを祈念しております。

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