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簿記検定資格取得で得られる効果ー安定と成長ー

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これから簿記を学ぼうとしているあなたは、簿記に対して「難しそう」「単調そう」「つまらなそう」「将来使わなくなりそう」といったイメージを持っていませんか?また、簿記を学ぶことで「いったい何の役に立つのだろう」と考えていませんか?

そのような心配は必要ありません。簿記はいろいろな場面で役に立つ道具です。簿記は、ビジネス・ツールといっても過言ではありません。経理職では、簿記の知識が必須です。なぜなら、簿記を習得すれば、個人でも会社でも現状の財産を正確に把握できようになります。現状を正確に知るツールこそが『簿記』なのです。現状を正確に知ることができれば、今後の計画をたてやすくなるでしょう。

簿記の知識を習得することは、現状を正確に把握できることのほかに、心の安定性がえられる効果もあります。たとえば、私の友人に、簿記を有効活用することで仕事を活き活きできるようになった女性がいます。その女性を例にあげて、簿記に対する誤ったイメージを払拭し、簿記を習得することで得られる効果をお示ししたいと思います。

そこでこのページでは、これから簿記というツールを有効活用しようと考えているビジネスパーソンに、簿記検定資格取得により得られる効果を紹介します。

Contents

簿記の一般的なイメージ

『簿記』と聞くと、あなたはこんなイメージを持っていませんか?

なんとなく難しそう

簿記と聞いただけで、「とっつきにくそう」とか「難しそう」というイメージがありますよね。たとえば、借方とか貸方とか、発生主義とか、意味がよくわからないと感じていませんか?

なんとなく単調そう

お金の入金・出金をノートに転記して計算しているだけの“単調”なイメージを持っていませんか?たとえば、こどものころに親からすすめられてつけていた小遣い帳をつけているだけの感じがしませんか?

なんとなくつまらなそう

誰とも話さず、ただ黙々とカネ勘定をして帳面をつけている「つまらない」姿を想像していると思います。「面倒くさそう」と感じることもあると思います。たとえば、大学のサークルでの会計係のイメージです。間違えることの許されない大変で大事な作業であるにもかかわらず、華やかさがなく目立たない感じがしますよね。

将来仕事がなくなりそう

英オックスフォード大学でAI研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授の発表論文をご覧になった方は多いと思います。将来なくなるだろうと予想されている仕事に、税務申告書記帳代行者や簿記・会計・監査の事務員が挙げられています。簿記を使った仕事が将来なくなると思っている方はいらっしゃいませんか?

簿記を使った仕事が将来なくなる危険性があるのであれば、簿記を学んでも仕方がない、もしくは簿記は知らなくてもよいというイメージを持っている方は多いものと思います。

簿記に対するイメージの誤解

でも、それはただの誤ったイメージにすぎないのです。こんなふうに考えていただけると、『簿記』に対するイメージが変わると思います。

ルールを理解すれば難しくありません

簿記には型があり、ルールをマスターしてしまえば、決して難しいものではないのです。日々の生活には、お金が必要です。これは、個人であっても会社であっても同じです。

個人であれば、働くことで収入を得て、食事をして服を着て自分の家で生活をしています。

会社もお金を集めてきて、集めてきたお金を計画的に使って、利益をあげることで事業を継続していきます。

この一連の流れを記録するツールが『簿記』なのです。ツールとは、目的を達成するための便利な道具のことです。
食わず嫌いと同じで、簿記に少ししか触れていないと、なにか難しいように感じてしまうかもしれません。しかし、簿記の世界では、右から入ってきたお金を左に受け流し、そのお金を使って行動を起こすのが原則なのです。

現状を正確に把握するツール

『簿記』は、ただの単純な小遣い帳ではなく、今の状況を正確に知るためのツールなのです。今の自分の健康状態、会社の成績や財産を正確に見える化する非常に大切な役割を果たしているのです。単調な作業という意味ではなく、ルール通りに正確に、「今の状況を知るため」に計算を積み上げていくことが必要不可欠なのです。

普段の生活の中で、「半年後に海外旅行に行きたい」とか「パーティーに行くときのバッグがほしい」という思いは誰でもお持ちでしょう。その思いを達成するために、あなたは何ケ月かがまんをしてお金をためて希望をかなえていると思います。「1ケ月2万円貯めれば、半年経ったら12万円貯まる」から海外旅行に行けるといった計算を頭の中ですると思います。

しかし、頭の中で描いていた計算どおりにはいかなかったという経験は一度や二度はあると思います。

頭の中で思い描いていることを見えるようにするツール(=便利な道具)が『簿記』なのです。

将来のお金の使い方を計画するためのツール

毎日小遣い帳をつけているだけでは、つまらないと感じると思います。けれども、半年後の旅行の準備金を貯めるために小遣い帳をつけていると考えれば、楽しくなってきませんか?そうです。いまの状況を把握できるように見える化して、将来のお金の使いみちを示してくれるのが、簿記なのです。

『簿記』が、今日・明日以降のお金の使いみちを決めるときのプラン実現のためのツール(=便利な道具のことです)だとわかれば、つまらないものではなくなってくると思います。

貯めたお金をうまく使うことで、個人の満足度を高め、会社の利益を上げていくのです。どのくらいの資産があって、どのくらいのお金を使えるか、といった現状を知り、明日以降どんな活動をして暮らしていくかに役立つものが『簿記』だと考えてください。

簿記は今後もなくなりません

簿記は、1400年代後半イタリアの冒険商人ルカ・パチヨリによって発明されてから500年以上もの間、ずっと使い続けられてきたものなのです。根本は変わらず、複雑になる社会に合わせて、バージョンアップしてきているのです。なぜ、これほど長く使われ続けてきたのかおわかりになりますか?

ひとことで言いますと、個人の生活と会社の存続に必要不可欠なツール(=便利な道具)だからです。

個人のいまの財産を把握するために必要だということは、先ほどお示ししたとおりです。

一方、会社には必ず経理部門(経理・財務・主計等名称は様々です)があって、帳簿を記録しています。簿記は、企業の生命線の役割を担うライフラインとなるものなのです。お金の動きが止まることは、ヒト(個人)の血液の流れが止まるのと同じことを意味するのです。この便利な道具がなくなることは、生きていけないことを意味するのです。

簿記の思考は必要不可欠なのです。確かに、AIが進化していくと、簡単な作業はロボットにとってかわられることになるでしょう。しかし、根本となる思考や判断基準として簿記は生き続ける、簿記関連の仕事は必要であると考えてください。

過去・現在を正確に知る精神安定剤

精神安定剤としての役割

簿記は、過去どのような行動をしてきたか、現在の状況がどうなのか、未来に向けてどのような計画をたてて実行していくのか、を数値として示してくれるツールです。

個人にとどまらず働く際にも『簿記』は、効果を発揮します。会社で仕事をするとき、簿記の資格を取得することであなたの評価は上がります。その理由は、日々の仕事をこなしているだでなく、裏付けとなる理論も身に着けていると思われるようになるからです。経理知識がまったくない状態で経理配属となった場合にも、経理処理に関して自分なりの判断基準として簿記を利用できるようになるため、不安な気持ちが軽くなるという効果もあります。その他、就職や転職の際にも、履歴書の資格欄に記入することが可能なので、簿記検定資格を持っていると、あなたにとってとても有利になる(あなたの武器になる)のです。

安定性のためのツール

化粧品会社で日商簿記検定資格を取得した女性の経験談

 

化粧品会社に勤務し、商品の企画・お客様への対応・数値管理の仕事を全般的に行っていました。やりがいは感じていましたが、仕事内容が多岐にわたり、マニュアル化が難しく判断を自分で行わなければならない事項が多かったです。毎日の仕事終わりに、いつももやもやした気持ちが残っていました。仕事をする上で、はっきりとした明確な判断基準を得られるものはないかと探していました。そんなとき「簿記を学ぶとよいのではないか」と社内の管理部門の先輩からアドバイスを受け、簿記の通信講座で勉強を開始しました。

 

ぴったり貸借数値が合うことが自分の感覚に合い、簿記の勉強をすることで気持ちのリラックスにつながりました。そのため、簿記の学習にも自然と身が入り、3級には3ケ月で短期合格できました。日商簿記検定3級を取得した後、簿記の勉強を継続して8ケ月で2級まで合格しました。

 

結果として、化粧品会社でも管理に近い仕事へウェートがシフトすることになり、仕事へのモチベーションもあがるようになりました。今後の自分の進むべき方向が明確になり、心の安定性もえられるようになりました。

過去結果⇒現状を把握するための役割

お金をためて海外旅行に行こうとしているシーンを思い返してください。こんなとき役に立つのが、『簿記』なのです。簿記の世界では、小遣い帳のことを「金銭出納帳」もしくは、「現金出納帳」といいます。毎日きちんと出納帳という帳簿に記録することで、計画どおりにお金が貯まり、結果としてあなたの希望がかなえられることになります。

帳簿を記録をするものが『簿記』なのです。現状を把握するためには、お金の出入りを帳簿に記帳して、財産の状態と経営の成績が数値でわかるようにすることが必要になります。

簿記の基本でとなる財務諸表を使って、簡単に説明いたします。財務諸表には、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」などがあります。ここでは、簿記検定試験2級・3級に関係の深、「貸借対照表」「損益計算書」を簡単に説明いたします。

①貸借対照表

今(一定時点)の財政状態を表すものです。
いったい今いくら財産(資産や負債等)があるのかを示してくれるものです。お金は資産のひとつです。個人財産を把握することが必要であるように、会社の財産の状態を記録して、今後いくら使えるかを判断できる状態にしておくことが大切になります。これを数値化・見える化するものが、貸借対照表です。

②損益計算書

1年間の経営成績を表すものです。
1年間でどれだけ稼ぎ、どれだけ利益が残ったかを示してくれるものです。言い換えますと、1年間でどれだけ成長したのかを示してくれるものです。成長期のヒトであれば、毎年どのくらい身長が伸びたかを折れ線グラフで書いていくと思います。それと同じように、毎年いくら売上があがり、どれだけ利益が出たのかを示してくれるものが必要になります。これを損益計算書といいます。

いずれも、過去から現在に至るまでの結果を正確に表すものです。

将来予測のための基礎データ提供ツール

過去から現在までの状況を正確に表す簿記は、来年以降の計画をたてて、成長していくための基本となるツールなのです。未来の予測を立てるためには現状を正確に把握することが大切です。

現状を把握して今後の計画をたてる(戦略を練る)ことが会社にとって必要であるように、個人にとってもいまの自分の状態を正確に知ったうえで今後どのように仕事をしていくかについてじっくり考えることは必要なのです。その意味で、簿記を知ることは、あなたのキャリアアップを考える際にも有用なのです。

個人の夢・会社の目的を達成するためのツール

まとめ

このページで「簿記に対するイメージ」の誤解を払拭することができたと思います。そして、簿記検定資格を取得することで「今の状況を理解でき」「今後どうしていけばよいか計画をたてることができる」という効果があることもご理解いただけたと思います。

簿記資格を取得することで、①現状把握、ひいては将来設計ができるようになることと⓶心の安定性がえられることとの2つの効果があります。

通信講座を利用することで簿記検定資格を取得をして活躍し始めた女性の例を紹介しました。簿記は、仕事をする際の心の拠り所となります。

私(管理人)は、あなたが簿記を習得した会計人として社会で活躍されることを願っています。

通信講座を受講する人としない人では差がつきます。

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