簿記コラムのコンセプト

あなたは、「経営」「会計」「財務」「税務」に対してどのようなイメージを持っていますか?

「興味がないので自分とは関係ない」と考えていらっしゃるかもしれませんね。

しかし、日々の生活を支える労働をするためには、『現状を把握して』『改善して』『将来どうしていけばよいか』を考える必要があります。そのためには、「経営」「会計」「財務」「税務」は非常に大切なものです。その際、簿記はすべての基礎となるツールなのです。

そこで、簿記に関するコラムを徒然なるままに記していきます。あなたに役立つ簿記の情報を気楽に読んでいただけるように有益な情報をアップしていきます。日々の生活に疲れを感じたときに、癒しとして読んでいただければ幸いです。

簿記コラムのスタンス

私は、会計・税務・財務にこれまで３０年近くかかわってきたきました。仕事をはじめたころは理論と実務の違いに悩んでいました。それから３０年近く時を積み重ねて、今では理論と実務が連動し、会計関連の仕事をすることは空気を吸うのと同じ感覚になっています。

これまでの私の経験してきた中で「役に立つ」「興味深い」ことをコラムとして、思いつくままに自然な流れの中で書いていきます。

簿記の学習に疲れたときや気分転換をしたいときなどに、ながめていただけるような『読み物』といったスタンスでその都度書いていきます。気楽に読んでください。

簿記＝ビジネスのベース

簿記は、ビジネスの基礎（＝ベース）になるツールです。

ビジネスは、顧客に商品の価値を評価してもらい、商品を販売して利益をあげていくことです。一度きりの売り切りではなく、お客様に満足感を与えることで継続（=リピート）していただくことが大切です。

ビジネスでの稼ぎがどのくらいあるのかを記録するツールが簿記です。「毎日の処理を滞りなくすること」「行ったことを見えるようにすること」「現状から将来に向かって成長していくこと」が、簿記によって明確になります。

簿記を使えば、現状を「数値化」「見える化」することが可能となります。これは会社全体に関係することなので、経理職はもちろんのこと、他の職種でも必要なスキルです。

簿記を武器にする

「簿記（ボキ）を武器（ブキ）にしてこれから就職・転職したい」「ファジーな仕事ではなく型の決まった仕事をしたい」「経験を積んで数値化での判断をしたい」ときに有用なツールとして、簿記検定資格取得をおすすめします。

Coffee Break  簿記格言

・左を制する者は、世界を制す（ボクシング）
・簿記を制する者は、経理を制す（ビジネス）
※経理＝経営管理

まとめ

簿記コラムのコンセプトは、「現在の状況を把握して」「不確実性の高い将来を簿記的視点で読み」「社会に有用な情報を提供し続けていくこと」です。

簿記に関する苦手意識を払拭し、簿記を武器にして社会で活躍し、ビジネスの最前線であなたが活躍するためにはどうすべきかを常に念頭に置いています。

そのために実務の最前線にいる身として、「世界の状況が今どうなっているのか」「世界の中で日本はどのように行動していくべきなのか」「ビジネスの動きがどうなっているのか」「今後成長するビジネスは何か」「ビジネスで必要なツールは何か」といった視点で、徒然なるままに書いていきます。

簿記検定試験勉強に疲れを覚えたときに、その癒しとなることがコラムのスタンスです。さらに、簿記をベースにして社会で活躍していこうと考えているビジネスパーソンにとって、役に立つ情報を提供していくことを目指して日々書いていきます。